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心動くとか以上に、磔になりました。

レオナルド・ディカプリオ演じるボブが、

終始まったく役に立たないのが

素晴らしいっ！！

移民問題や人種差別、

極左・極右…革命家側を描いた本作。

戦っては逃げ、また戦っては逃げてと、

時間を感じることなく、

文字通りスクリーンに磔になりました。

コメディシーンでは、

劇場でくすくすっと笑いが起きていて、

「笑っても良いのかな」と

確信を得てからは、私もクスクス、

後半はもう声を出して笑っていました。

楽しかった。

日本で銃を見ることってなくて、

映画やドラマの中でしか

見たことがないけれど、

アメリカでは当たり前にあるんだもんなあ。

時代に好まれる映画、時代に影響する映画、

作品と時代の関係性を

感じずにはいられません。

この作品が

「全米大ヒット」となった理由を、

ぜひ映画館で堪能くださいませ。