こちらはドラマシリーズが映画化した作品で、

私はドラマシリーズは未視聴ですが

気になって観てみました。

「警察犬メインの緩いコメディ作品」

を観るつもりで映画館に入りましたが、

実際にはとても哲学的なストーリーでした。

面白いのが、

その哲学を伝えるためのシーンの映像が

とんでもなく不思議ということです。

脈絡のない夢の世界のような、

AIで生成した情報過多の濃い世界のような。

そんな理解できそうでできない映像が

次から次へとやって来て、

置いて行かれそうになりながら

必死に頭をフル回転させていました。

そして登場人物たちが全員

クセが強いのも面白かったです。

主要キャラ以外の

少ししか出ない人たちまで残らずクセが強く、

一言一言や会話の掛け合いが

いい意味でとっても変で楽しかったです。

ニヤニヤしながら観ていました。

その哲学や映画の内容を

全部理解するのは難しかったですが、

不思議な映像を浴びているだけで

面白かったです。