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2025.11.19

ミーツ・ザ・ワールド

「幸せに生きてほしい」と

人に対して願うことは、優しさなのか、

それとも身勝手な自己満足なのか。


そんな問いを投げかけてくる映画でした。


主人公の由嘉里は、ヲタ活を満喫しながらも

現在の生活に焦りを感じ、婚活を始めます。


そこから、歌舞伎町という

未知の世界の人々と出会い、

刺激を受けながら新しい生活を始めていく。


由嘉里は自分の幸せを求めて苦悩し、

さらには同居し始めたキャバ嬢・ライの

幸せについても本気で心配し、願います。


人の幸せを願うことは、

誰もが一度は経験のあることだと思います。


けれど、その行為が

相手にとって正解かどうかは、

自分にはわかりません。


時にはそれが価値観の押しつけと捉えられ、

より不幸にさせてしまうこともある。

そうであっても、

相手を思う気持ちが強ければ強いほど、

自分と他者の価値観の境界線は

曖昧になってしまう。


そして、それに気づけるのは、

逆に自分が価値観を押しつけられたとき

だけなのかもしれません。


新しい世界で新しい人間関係を築くことで、

心が今までにない反応を起こし、

自他の境界が曖昧になる——。


そんな“失敗”を通してこそ、成長できることも

きっとたくさんあるのだなと、

この作品を観ながら考えていました。

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