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​Z世代コラムニストによる映画コラムサイト

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2025.10.08

テレビの中に入りたい

10代の「私の居場所はここじゃない感」

「本当の自分は?」という漠然とした

不安にズドンと刺さると思った映画!


主人公のオーウェンは

居場所を見つけられず、

唯一心を許せるのは

毎週深夜に放送される番組


「ピンク・オペーク」


観たことないのに、

なぜか懐かしさを感じるテレビ番組📺。


この中に出てくるクリーチャーが

現代のものとは思えない造形で、

これがまたなんだかかわいい🍦👻


同じ番組に夢中な

マディと出会ったオーウェン。

ふたりは登場人物に

自分たちを重ね合わせていきます…。


オーウェンは

自分の性的志向が定まっていない、

いわばクィア。


LGBTQの要素も織り込まれていて、

現実に居場所を求める切実さが

さらにリアルに響いてくる…!


10代の閉塞感を

感覚的に描いている作品でした。


映像はアートっぽくて現実離れしていて、

陰鬱だけどカラフルで…

その居心地のいいような

悪いような謎の雰囲気。


まるで悪夢の中を

漂っているみたいでした☁


観ていると現実と

虚構の境界があいまいになって、

自分もテレビの中に

吸い込まれるような感覚に…!!


「ここじゃないどこかに行きたい時」

「漠然とした不安がある時」に観ると、

きっと共感できる一本になるはずです!✨️

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